バッテリーセル発熱計算機 | BatteryPackCalc

放電電流でのセルとパックの発熱を計算。

セル発熱計算機の使い方

セル1個に流れる電流、そのセルの内部抵抗(ミリオーム)、直列数(S)と並列数(P)を入力します。発熱はジュールの法則 q = I² × R に従います。デフォルトの10 A / セル × 20 mΩの場合、各セルは10² × 0.02 = 2 Wを散逸します。パック全体の発熱はセル数をかけるだけで、13S4Pパックには52セルあるため、この例では合計104 Wになります。

温度上昇の推定は、セル1個あたりの発熱にセル-周囲熱抵抗を掛けて求めます。この値はパックの構造に大きく依存するため、計算機は3〜8 °C/Wの範囲を5.5 °C/Wの中央値で表示します。3 °C/Wはよく換気されたパック、8 °C/Wは対流が悪い密閉構造に対応します。2 Wの例では中央値推定で周囲温度より11 °C高くなり、6〜16 °Cの幅があります。

ここで入力する電流はパック全体ではなくセル1個あたりの電流です。並列グループは負荷を分担するため、40 Aのパック電流が4並列セルに分かれると各セルは10 Aになります。発熱は電流の2乗に比例するため、セル電流が2倍になると発熱は4倍になり、逆に同じパック電流で並列数を2倍にすると各セルの発熱は4分の1になります。内部抵抗は劣化・温度・化学種によって変化するため、汎用値より実測値の方がはるかに精度の高い推定ができます。

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